気になる泌尿器Q&A 体外式結石破砕術
体外式除石術、または体外式衝撃波除石術(ESWL)は、破砕装置で衝撃波を発生させ体内で結石を分解して尿中に排出する方法。1980年初頭にドイツで初めて破砕装置が導入されて以来、世界中で数千万回の治療が行われ、尿路結石症の日常的な治療法として選択されるようになった。
尿路結石の一般的なケースでは、尿路感染症、腎不全を引き起こし、患者に大きな苦痛を与えることがある。対外衝撃波結石破砕術は、薬物療法による結石除去や外科的な結石摘出に比べ、利便性や安全性が高いという利点がある。
治療法
破砕装置は、高レベル放電によって発生する膨大なエネルギーで石を砕く。反射板と超音波で放出位置を決めたら、複数回の衝撃を連続的に与え、石を粉砕し体から排出する。上部、中部、下部の腎臓結石、膀胱結石、尿管結石の治療に適している。
適応症 禁忌症
理論的には対外衝撃波結石破砕術は、絶対禁忌である矯正不可能な出血性疾患と結石遠位部の管腔閉塞を除けば、管理範囲内で実施することができる。ただし次のような場合は臨床上特別な取り扱いが必要となります。
➀衝撃波や放射線による胎児への悪影響を避けるため、特に下部尿路結石の場合、一般的に妊婦には禁忌。出産後なら実施することが可能。しかし上部、中部尿管結石で耐え難い痛みがある場合、医師による綿密な診察のもと適用することもできる。
②施術後に感染症の可能性があるため、血圧のコントロールなどの医師の管理下にない糖尿病患者にも適していない。
➂重度の感染症や急性感染症の患者には、結石破砕の前に慎重な配慮が必要。症状を悪化させ、菌血症や毒素血症などの重篤な症状を引き起こす可能性がある。
④心不全、腎不全などの単一または複数の臓器機能が低下している患者の場合、変性疾患になった時など万が一の用意をしておく必要がある。
⑤肥満患者の場合、体位変換が困難なため、結石破砕ができない場合がある。
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泌尿器科の宋(そん)医師
上海永恵華クリニック泌尿器外科担当医。得意分野は泌尿器の感染症、前立腺炎、男性不妊、性機能障害、泌尿器結石など。
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