日本でも再流行していまっている淋病について
こんにちは。上海永恵華クリニック泌尿器科の宋(そん)医師のホームページです。上海にある日系の泌尿器科として日本人向けに検査・治療等を行っています。
今回は上海で診るケースがある、上海で淋病にかかった場合の検査や治療について、簡単に説明していきたいと思います。淋病は最近日本でも再流行とのニュースを時々耳にします。
淋病の症状とは?
男性は淋病にかかっても、淋菌感染の兆候が全くみられないケースもありますが、感染後2~5日後に、明らかにそれとわかる症状がみられるケースもあります。
また、症状が現れるまでに感染後30日以上かかる方もいます。
具体的には、排尿時の焼けるような痛みと、ペニスからの白色か、黄色か、緑色をした分泌物が比較的大量に認められることです。また、睾丸が腫れて痛みをともなう場合があります。
女性では、淋病の症状は一般的に穏やかであるケースが多いようです。また、全くないという方もいます。
女性の場合は、症状が出現しても、排尿時に熱感を伴った痛みがあるとか、膣の分泌物が増えるとか、月経時以外の性器出血だったり、淋菌に特徴的ではない症状もあるので、膀胱や膣に起こる他の感染と間違われる可能性もあります。
ただ、症状の有無や、ひどさにかかわらず、淋病に罹っている女性はすべて、淋菌が持っている組織破壊性というリスクから逃れることはできません。つまり、感染した瞬間から、将来的に起こってくる合併症と向きわなければならないのです。
男性・女性共通の症状として、直腸感染における分泌物の増加、肛門の痒み、痛み、出血、さらに便通時の痛みなどがあります。
また、咽頭感染においては、咽頭痛が認められる場合があります。もちろん、これらの感染において、全く症状を認めない場合もあります。
上海での治療に関して
淋病は、通常は抗菌薬の飲み薬を3日ほど続ければ症状の改善が期待できます。しかし、重篤な合併症を起こしている場合には抗菌薬の点滴も行います。
全身状態を安定化させるために入院治療が必要になることもまれにあります。
上海で淋病かも?と感じたら
上海では永恵華クリニックが泌尿器科の専門として専門医がおります。日本語での対応も通訳を介して可能ですのでお気軽にご相談ください。
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潜血尿・蛋白尿の精密検査、前立腺がん検診、尿路(腎臓・尿管・膀胱)がん検診、尿路結石症(腎結石・尿管結石など)、尿路感染症(膀胱炎・精巣上体炎・前立腺炎・腎盂腎炎など)、性感染症(尿道炎、性器ヘルペス・梅毒・尖圭コンジローマなど)、前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁、精索静脈瘤、無精子症、乏精子症、精子無力症等
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泌尿器科の宋(そん)医師
上海永恵華クリニック泌尿器外科担当医。得意分野は泌尿器の感染症、前立腺炎、男性不妊、性機能障害、泌尿器結石など。
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