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永恵華クリニック泌尿器科は、上海で「泌尿器系の病気の検査、治療」や「男性不妊症」「ED」の治療なども行っている日系クリニックです。全て日本語で対応可能です。
2019-07-15

尿が出せない「尿閉」「神経因性膀胱」の症状について

こんにちは。上海永恵華クリニック泌尿器科の宋(そん)医師のホームページです。上海にある日本式の泌尿器科として、これまで多くの日本の方に検査・治療等を行っております。

「おしっこが出ない!」上海でも時に、このような症状で来院される患者様もいらっしゃいます。

尿が全くでない「閉尿」

排尿できない原因は2つ考えられます。一つは尿が膀胱までは来ているが、排尿しようとしても出てこないという状態です。

これは尿閉とも言い全くおしっこがでない状態を言います。何らかの原因で膀胱の出口が開いていない状態です。

膀胱をコントロールする神経の障害「神経因性膀胱」

膀胱を収縮させるための神経に問題があり排尿できないケースもあります。膀胱の収縮がうまくいかない場合の症状です。

いずれにせよ全く尿が出ない場合は尿閉とういうことになります。

また、男性の場合は、前立腺肥大が原因になることもあります。前立腺は膀胱の出口より外側にあります。肥大した前立腺が膀胱をふさいでしまうことでおしっこの出を悪くしてしまうのです。

その他、前立腺がんが進行した際もこのような症状になることがありますので、早期に検査をすることをお勧めしています。

対処法

膀胱内に尿が溜まっている場合(尿閉までいくと)、尿道からカテーテルを挿入し膀胱に溜まっている尿を排出させる必要があります。

その他の原因

膀胱や神経障害以外に考られる原因は腎臓機能の低下が挙げられます。これは膀胱に溜まる尿が少なくなることです。ですので、これが尿が全くでないという原因にはなりにくいと考えます。

尿閉まで症状が進んでしまうと大変ですので、何か調子がおかしいなと感じたら迷わず泌尿器科へ相談することをお勧めしています。緊急の場合はクリニックに直接ご連絡ください。

尿路結石についての投稿はこちら

前立腺肥大についての投稿はこちら


永恵華(トワコ)クリニック泌尿器科は、上海で「泌尿器系の病気の検査、治療」「男性不妊症」「ED」の治療なども行っている日系クリニックです。全て日本語で対応可能です。

潜血尿・蛋白尿の精密検査、前立腺がん検診、尿路(腎臓・尿管・膀胱)がん検診、尿路結石症(腎結石・尿管結石など)、尿路感染症(膀胱炎・精巣上体炎・前立腺炎・腎盂腎炎など)、性感染症(尿道炎、性器ヘルペス・梅毒・尖圭コンジローマなど)、前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁、精索静脈瘤、無精子症、乏精子症、精子無力症等

上海で安心安全な日本式の医療サービスを提供しています。

上海永恵華(トワコ)クリニック
(泌尿器科・男性科)
上海市華山路800弄6号裙楼4F
tel:62113333
info@mens-towako.com

泌尿器科の宋(そん)医師
上海永恵華クリニック泌尿器外科担当医。得意分野は泌尿器の感染症、前立腺炎、男性不妊、性機能障害、泌尿器結石など。

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