上海で毛じらみを治療する
こんにちは。上海永恵華クリニック泌尿器科の宋(そん)医師のホームページです。日系の泌尿器科として日本人向けに検査・治療等を行っています。
今回は上海で診るケースがある、毛じらみについて簡単に説明していきたいと思います。
毛じらみとは
毛じらみとは、ケジラミという体長約1ミリの吸血虫による性感染症です。
症状は、陰毛部の我慢できないほどのかゆみです。
また、ケジラミの血糞が下着に付着し、黒や褐色の点となったりして初めてきずくこともあります。
毛じらみは移りますか?
性行為の際の接触感染が一番多いケースです。しかし間接的に接触の多い母子間、また毛布やタオルなどを介して感染することもあります。
どんな症状ですか?
毛じらみ症が発症すると、感染部位に激しいかゆみが出ます。
ケジラミは、主に、陰毛に寄生します。(他にも肛門辺りや脇毛などの体毛、時には頭髪やひげにも寄生します。
また、かゆみがあるものの、湿疹は出ないのが特徴で、何も感じない人もいますし、時に下着に黒色の点状のしみ(ケジラミの血糞)が付着して気づくこともあります。
毛じらみ症は、家族やパートナーなど、他人へ簡単に感染させてしまうこともあります。
毛じらみの検査などについて
毛じらみ症に感染してから、かゆみを自覚するのは約1~2カ月後となることも多いです。
症状がなくても検査は可能です。
検査は患部の視診を行い、ケジラミやその卵の有無を確認します。(この時、わき毛や胸毛など陰毛以外の寄生についても確認をします。)
治療方法として一番確実なのが、ケジラミの寄生している場所の毛を全て剃ることです。
また、ケジラミの寄生場所を毛じらみ用のシャンプー等で洗い落とし、殺虫することを根気強く繰り返すことでも治せます。
しかし、毛じらみの卵は薬剤の効果が弱いので、卵が孵化(ふか)する期間を考慮し、3日ごとに繰り返し使用することが大切です。
また、ケジラミは、人から離れても48時間程度は生存していることもあるので、衣類や寝具などのドライクリーニングをしましょう。
毛じらみかなと感じた場合は、症状が出ていなくても検査をすることも可能な場合もありますので、先ずは上海にある泌尿器専門の病院やクリニックで診察してもらうことをお勧めいたします。
その他上海でよくあるお問合わせで性病の相談があります。
性病に関してはこちらに詳しく記載しています。
ご参考にしてください。
永恵華(トワコ)クリニック泌尿器科は、上海で「泌尿器系の病気の検査、治療」「男性不妊症」「ED」の治療なども行っている日系クリニックです。全て日本語で対応可能です。
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泌尿器科の宋(そん)医師
上海永恵華クリニック泌尿器外科担当医。得意分野は泌尿器の感染症、前立腺炎、男性不妊、性機能障害、泌尿器結石など。
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